ザ・マスター

初め新人だと思ったが、ホワキン・フェニックスだと知る。
ずいぶんといつもの印象と違い過ぎる。


冒頭から彼の行動がおかしい。それが戦争の所為なのか
元々なのか・・・。


新興宗教の教祖(マスター)と出会うが、
マスターも彼もお互いを必要とする関係に成って行く。


マスターと云ってもどうも奥様(本当のマスター?)が、
実際は仕切ってる感じ。


マスターは、周りがイエスマンに成ってしまって
本当の声を彼に求めたのではないか?
新興宗教を全否定する者ではなくて、
彼らに尊敬もしながら批判する彼を。


しかし、奥様に完全に嫌われた為、別れが、来る。


ホワキンは、実生活で両親が宗教団体の活動家、
兄が、ドラックで亡くなり、今回共演した
フィリップ・シーモア・ホフマンもドラックで死去、
どんな想いなのだろう?

ホワキンの次回作の「her/世界でひとつの彼女」が、気になる。

ザ・マスター [DVD]

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