トゥルー・グリット

14歳の少女が、父親を殺した男を
逮捕してほしいと保安官を雇う。


ストーリーは単純だが、そこはコーエン兄弟
一癖も二癖もある映画になっている。
主人公の少女の本気度が尋常ではない事が
初め小便臭いウルサいガキを相手にしていなかった
保安官の心も動かして行く。
この主人公役のヘイリー・スタインフェルドは、
この頭が良く、芯の強い女の子を素晴らしく演じている。


保安官役のジェフ・ブリッジス
クレイジー・ハートの時といい
渋みがどんどん増して、いい頑固ジジイになって
男が惚れる男になっている。


主人公達が追っているギャング達のボス役は、
バリー・ペッパーで『プライベート・ライアン』で
若い狙撃手を演じていた俳優さん。
ちょっと残念なのは、吹き替えで
おじいちゃんみたいな声優さんになっていて
どうなんだろうと思った。

トゥルー・グリット スペシャル・エディション [DVD]

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