一寸の暇と千円の料金
(バウスシアター限定月曜日、男性のみのサービス)で
観て来た。
日本沈没がヒットした所為か、パニック映画が
この後も(妻夫木君主演映画などが)控えているみたいです。
しかし観ていて気持ちがよくない。
感動したいところで感動できないし、
ドキドキハラハラしたいところでドキドキハラハラできない。
ハリウッドのパニック映画もバカ映画だが、
もう少し基本を押さえていて
突然ヒョウも降ってこないし、津波もこない。
前兆があって巨大な積乱雲(入道雲)が、
発生してとか海が一旦異常なほどの引き潮があって
とか・・・。ここで観客も
『ウァ〜!なんかすごいことが起りそうだぞう』
って思いたいんです。
トンネル内に大量の水が押し寄せる時に
先に強い風が吹き抜けて「なんだ?」って
なってるところに水が・・・とか。
この監督さんは、地下鉄に乗った事が、無いのでしょうか?
電車がホームに近づくとこの現象は、常に起ります。
映画は元々ウソなのだから、いくら実写とはいえ
こういうところがリアルにできでないとそこでシラケてしまう。
アバンタイトルで、台風や、積乱雲が、
出来上がって行く過程を見せたり
(自分たちで撮れないなら、
ディスカバリーチャンネルなどから提供してもらうとか)
海が、引いてタンカーや漁船が、
干上がった海底に取り残されたりして
船員が唖然としてたりとかの映像を観たかった。
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